出沢明PEDクリニック

椎間板ヘルニアのPED手術なら、世田谷区の出沢明PEDクリニック

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ようついついかんばんヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは?

椎間板の髄核が様々な要因で外に飛び出してしまい、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。

激しい腰痛を引き起こすことで有名なヘルニア。
ヘルニアの語源はラテン語で「飛び出た」を意味します。つまり、椎間板の髄核が様々な要因で外に飛び出してしまい、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。

腰に関係する症状なので、シニア世代に多いと思われる方もいるかもしれません。しかし、髄核はみずみずしいほど、それだけ外に飛び出す圧力が強くなるので、比較的若い世代のほうがヘルニアを発症しやすいといった特徴があります。統計によれば、日本人全体の約1%、およそ120万人の患者様がいることから決して他人ごとではありません。

「なぜ髄核を突き破ってしまうのか?」その詳しい原因はまだわからず、生活習慣や遺伝など様々な角度から研究が進んでいます。ただ、過度なストレスや喫煙の習慣などが原因で起こりやすくなるのは間違いないようです。

主な症状

飛び出した髄核のせいで炎症が起こると、激しい痛みが出てきます。

脊椎には多くの神経があり、飛び出した髄核のせいで炎症が起こると、激しい痛みが出てきます。ひどいときには眠るのも困難です。
腰痛だけではなく、力が入らない、やけつくようなしびれが起こることもあります。

椎間板ヘルニアは大きく4つのタイプに分かれています。

膨隆型:髄核が繊維輪を押すことでヘルニアが背中側に膨らむ
脱出型:髄核が繊維輪を破って後縦靭帯と呼ばれる部位に達している
穿破突出型:髄核が繊維輪と後縦靭帯を破って飛び出している
遊離脱出型:飛び出した髄核が分離している

どのようなタイプのヘルニアか、そもそもヘルニアなのかどうかの診断には、痛みやしびれの状況を聞く問診、MRIの画像検査等を行います。
また、前屈、感覚や反射検査は重要です。主にSLRテスト(下肢伸展挙上テスト)、FNSテスト(大腿神経伸展テスト)、ケンプテストなどが行われます。

腰・お尻の痛み

下肢の痛み・しびれ

尿・便が出にくい、漏れる

当院の治療法

手術をする際の基準
保存療法から実際に手術にまで至るのは、ヘルニア発症者の1~2割と言われています。

ヘルニアは発症当初、激しい痛みを伴うため、必ず手術をしなければならないと思う方もいるようです。ただ、ほとんどのケースで最初は保存療法をメインに行います。穿破突出型や遊離脱出型のようにヘルニアが飛び出しているタイプに関しては、体内の免疫作用によって、小さくなったり、自然と消失したりすることもあるからです。急性の痛みに対しては有効な薬物などを処方し、炎症を抑えて様子を見ます。

しかし、

下肢部に麻痺の症状が出ている
最初の段階より痛みが激しくなってきた
膀胱直腸障害などの異常がある
力が以前よりも入らない

以上のような場合は緊急性が高いため、手術に移行するケースがほとんどです。

椎間板ヘルニアの主な手術
患者様の生活習慣や検査などによって得られた情報を総合的に分析したうえで手術を行います。

主にヘルニアを間接的にへこませる方法や、直接切除するものに分かれています。直接切除する方法のなかでも効果が高いのは、
MED、PEL、PEDといった内視鏡による腰椎椎間板ヘルニア摘出術です。

治療に関してご不明な点は、お気軽にお問い合わせください

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保存療法もアフターケアも徐々に変化しているヘルニア治療
椎間板ヘルニアの治療は日進月歩です。

手術の後は「安静にしているべき」といったイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、今では無理をしない範囲で少しずつ運動を行ったほうが、治療効果が高まると言われています。そのため、手術直後から理学療法士の指導のもと、ストレッチやプール運動などを行うところも増えてきました。

また、神経間のシナプスをコントロールして痛みを抑えるプレガハリン(リリカ)やタラモナールなど、以前の消炎鎮痛剤とは違う薬物療法も出てきています。さらに準麻薬のようなオピオイドなど、かつては癌治療に用いるものなども扱う量をコントロールすることで処方可能です。

このように椎間板ヘルニアの治療は日進月歩です。幅広い選択肢の中から、患者様の状態に合わせて一番良いと思われる方法を、一緒に話し合って提案いたします。まずはどんなことでもご相談ください。

当院の治療法と腰椎椎間板ヘルニアに関するQ&A

ヘルニアは「はみ出る」「飛び出す」という意味になります。背骨は「椎骨」という骨が24個連結しているのですが、この椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている「椎間板」が潰れて、組織の一部が飛び出すことを「椎間板ヘルニア」と言います。そして、腰部の椎骨である「腰椎」の椎間板に起こるケースがほとんどです。

腰椎椎間板のすぐ近くに、下肢の知覚や運動を司る神経が通っています。飛び出した椎間板の一部がこの神経を圧迫することで、腰や臀部の痛みだけでなく、下肢にしびれや痛みが出たり、足に力が入りにくくなったりします。また、失禁などの排尿障害が出ることもあります。

例えば、PEDの場合だと手術の前日もしくは当日に入院して、夕食を普段どおり摂っていただきます。翌日(手術当日)、注射・点滴などの事前準備をおこない、その後、手術室へ移動します。手術は平均30~40分ほどで終了します。個人差はありますが、術後1時間ほどで歩行も可能となり、ご自身でトイレにも行くことができます。
また、早期のリハビリもできますので、社会復帰も1週間~10日間で可能です。PEDは従来のMEDや顕微鏡手術と比べて、導尿カテーテルの留置も必要なく、患者さんの身体や生活への負担が少ない手術と言えます。

PEDの場合、デスクワーク中心の仕事であれば、1週間~10日ほどで職場にも行けます。ただし、1時間ごとに必ず立って腰をまっすぐに伸ばし、できれば少し步いてからまた座るようお願いしています。また、重いものを持つなどの肉体労働がある人の場合は、10日~2週間で復帰できます。腰をねじったり、かがんだりする動作は避けていただいています。総じて、長くても術後1カ月もすれば、ほぼ通常の生活に戻ることが可能です。

COVID-19

新型コロナウイルス対策

皆様、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

ウイルスへの対策

昨今、東京都や神奈川県では新型コロナウイルス(COVID-19)の院内感染が報告されています。また、新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染がおきる可能性がある診察室やリハビリ室、待合室では、感染リスクを最小限にするための努力を致します。「知らない間に誰かを感染させていた」ということが起こらないように皆様にもご協力頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

下記、該当者は受診・リハビリをご遠慮ください

上記1つでも該当する方は当日受診・リハビリをご遠慮頂き、専門医やかかりつけ医を受診して下さい。その後2週間受診・リハビリをご遠慮頂き、症状改善されている場合、2週間経過以降受診・リハビリを再開させて頂きます。

皆様ご協力ください

受付で検温と自覚症状の申告をお願い致します。

病院に来院される前に自覚症状のある方は、予め受診・リハビリのキャンセルをして下さい。電話でキャンセルされる場合、電話回線の混雑から繋がりにくい場合があります。その場合、恐れ入りますが後日お掛け直しをお願い致します。

受診・リハビリを受ける際に徹底してください

飛沫感染への対策

  • 診察、リハビリ中もマスク常時着用を徹底してください。
  • 診察、リハビリ中もマスク常時着用を徹底してください。

接触感染への対策

  • 手指消毒の徹底をしてください。
  • 病院に来院られたら、手洗いを行い、アルコール消毒を必ず行ってください。
  • 手指消毒の徹底をしてください。
  • 病院に来院られたら、手洗いを行い、アルコール消毒を必ず行ってください。

付き添いの方へ

付き添いは1人までとさせて頂きます。付き添いの方も検温等の体調管理やマスク着用、手指消毒を徹底して下さい。

スタッフの対策

毎朝検温等の体調管理を徹底致します。

飛沫感染への対策

  • 30分に1度診察室、リハビリ室を数分換気します。
  • マスク常時着用の徹底を致します。
  • 患者さん1人診るごとに手指消毒を行います。

接触感染への対策

  • 患者さん1人診るごとにベットの消毒を行います。
  • 患者さんの良く触れる場所の消毒を午前午後1回行います。
  • アルコール消毒の設置を行います。