出沢明PEDクリニック

椎間板ヘルニアのPED手術なら、世田谷区の出沢明PEDクリニック

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椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)

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ヘルニコアはどのような薬?

ヘルニコアは、椎間板内酵素注入療法に使用する薬剤で、
ヘルニアを起こしている椎間板の髄核内に直接注射します。

ヘルニコアでの治療は、原則として入院の必要はなく、治療後しばらく安静にして体調に異変がなければ帰宅できます。

髄核の構成成分を分解するヘルニコア

ヘルニコアの有効成分コンドリアーゼは、髄核の保水成分(プロテオグリカン)を分解する酵素です。なぜ、保水成分の分解酵素が椎間板ヘルニアに有 効なのでしょうか? 通常、髄核には保水成分が豊富にあるため、水分を含んで膨らんだ状態にあ ります。これは、飛び出して神経を圧迫しているヘルニアの髄核でも同じです。 この髄核に適切な量のヘルニコアを注入すると、コンドリアーゼによって髄 核内の保水成分が分解され、水分による膨らみが適度にやわらぎます。その 結果、神経への圧迫が改善し、痛みやしびれが軽減すると考えられています。

ヘルニコアの治療手順

❶ レントゲン台に横になり体の位置を調整します。

X 線でヘルニアのある椎間板を確認 しながら、針を刺す場所を決めます。

❷ 針を刺す位置を消毒します。
❸ ヘルニアのある椎間板内に針を刺し、ヘルニコアを注射します。
❹ しばらく安静にします。

薬による副作用がないかなどの確認をします。

❺ (医師の診察を受け)問題がなければ帰宅できます*。

*医師の判断で1~ 2 泊の入院となる場合があります。

※過去にヘルニコアによる治療を受けた方は再度ヘルニコアの治療を受けることはできません。
以下に該当する方はヘルニコアの治療に注意が必要です
治療前に必ず医師に相談してください

ヘルニコアの注意点

投与によりアナフィラキシーの発現の可能性があります。
次のような症状がみられた場合は、直ちに医療機関に連絡し、
すみやかに医師の診察を受けるようにしてください。

皮膚のかゆみ、じんま疹、紅斑・皮膚の発赤など

声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、唇のはれ、息苦しさ、呼吸困難など

視野がせまくなるなど

腹痛、吐き気など

※蒼白、意識混濁などのショック症状や息苦しさなどは緊急性の高い症状です。救急車を呼ぶなど緊急に対応してください。

薬によるアナフィラキシーの発現の可能性があります。アナフィラキシーとはアレルギー反応の 1 つで、短時間で全身性にアレルギー症状が出る反応です。アナフィラキシーは薬剤の投与から、通常 30 分以内に症状があらわれることが多いといわれていますが、まれに時間を経て起こることがあります。ご自宅に戻られてからはご家族にも注意していただき、ご自身の状態をよく観察し、体調変化には十分注意してください。

ヘルニコアの副作用
ヘルニコアの主な副作用として、
一過性の腰痛や下肢痛、発疹、発熱、頭痛がみられることがあります。

治療前のヘルニアによる痛みとは違った痛みや新たな症状が現れることがあります。ご自宅に戻られてからも、体調の異変や、気になる症状がありましたら、 医師に連絡してください。

治療後に、一時的に腰痛が強まったり、新たな腰痛が起こったりする場合 がありますが、通常は時間の経過とともによくなっていきます。もし、痛みが続く、ひどく違和感があるといった場合は、ヘルニアとは別の原因である可能性がありますので、医師の診察を受けるようにしてください。

治療後の日常生活の注意点
いつもと違う症状がみられる場合は、医療機関へ連絡してください。

治療後は椎間板の周りの組織に変化が起こっています。 日常生活やスポーツ開始時期など詳細は医師に相談してください。

医療機関を受診する際は、患者カードを持参しましょう。
ヘルニコア(治験時は SI-6603)による治療を受けた方は
再度ヘルニコアの治療を受けることはできません。

再投与により、アナフィラキシー発現の可能性が高くなるおそれがあります。ヘルニコアで治療された方に患者カードをお渡ししていますのでなくさないように保管してください。腰椎椎間板ヘルニア、その他脊椎関連の疾患で医療機関を受診する際は、このカードを必ずご持参いただき、担当医師にヘルニコアで治療したことがある旨をお伝えください。

ヘルニコア(治験時は SI-6603)の治験ではこのカードを配布していません。ヘルニコアの治験に参加された方は、必ず担当医師にその旨をお伝えください。

実績
出沢明PEDクリニックのヘルニコア実績
腰椎椎間板ヘルニアの最小侵襲治療について詳しくご紹介しています。

COVID-19

新型コロナウイルス対策

皆様、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

ウイルスへの対策

昨今、東京都や神奈川県では新型コロナウイルス(COVID-19)の院内感染が報告されています。また、新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染がおきる可能性がある診察室やリハビリ室、待合室では、感染リスクを最小限にするための努力を致します。「知らない間に誰かを感染させていた」ということが起こらないように皆様にもご協力頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

下記、該当者は受診・リハビリをご遠慮ください

上記1つでも該当する方は当日受診・リハビリをご遠慮頂き、専門医やかかりつけ医を受診して下さい。その後2週間受診・リハビリをご遠慮頂き、症状改善されている場合、2週間経過以降受診・リハビリを再開させて頂きます。

皆様ご協力ください

受付で検温と自覚症状の申告をお願い致します。

病院に来院される前に自覚症状のある方は、予め受診・リハビリのキャンセルをして下さい。電話でキャンセルされる場合、電話回線の混雑から繋がりにくい場合があります。その場合、恐れ入りますが後日お掛け直しをお願い致します。

受診・リハビリを受ける際に徹底してください

飛沫感染への対策

  • 診察、リハビリ中もマスク常時着用を徹底してください。
  • 診察、リハビリ中もマスク常時着用を徹底してください。

接触感染への対策

  • 手指消毒の徹底をしてください。
  • 病院に来院られたら、手洗いを行い、アルコール消毒を必ず行ってください。
  • 手指消毒の徹底をしてください。
  • 病院に来院られたら、手洗いを行い、アルコール消毒を必ず行ってください。

付き添いの方へ

付き添いは1人までとさせて頂きます。付き添いの方も検温等の体調管理やマスク着用、手指消毒を徹底して下さい。

スタッフの対策

毎朝検温等の体調管理を徹底致します。

飛沫感染への対策

  • 30分に1度診察室、リハビリ室を数分換気します。
  • マスク常時着用の徹底を致します。
  • 患者さん1人診るごとに手指消毒を行います。

接触感染への対策

  • 患者さん1人診るごとにベットの消毒を行います。
  • 患者さんの良く触れる場所の消毒を午前午後1回行います。
  • アルコール消毒の設置を行います。